最近「ザ・メンタルモデルワークブック」を出版された 河本 伸也 さん(ぼびさん)に私の声の講座について詳しくフィードバックをいただきました。
ぼびさんがどんなことを感じて、どんなことを講座の「場」に活かしているのか?
みなさんにもその一端を味わっていただき、内省にも活かしていただければと思い、複数回に分けてお送りしています!
Q. 4~6回目を受けた感想は?
6回目を終えての気づきは、6回目で自分の限界まで大きな声を出していったときに、今まで自分の中に何かしらの制限があったということ。その制限があるので、自分の内側を表現する際に、内側にある本来のパワーやエネルギーを出せていなかったのかもしれないと。きっとそれは、自分の内側を表現するのに、受け取られないかもしれない、分かってもらえないかもしれないっていう恐れや不安なんだと思います。
でもワークを重ねるうちに、その制限がなくなってきた感覚があって、人によってその制限は違うかもしれないけど、自分の場合は、自分の内側にあるものに対して尊厳をもって大切にできる、という自己信頼が高まった感覚。
何故、今回のワークでその制限がなくなってきた感覚があるかと思考で分析すると、自分はもともと表現を抑圧していて、その根本には先ほど話した恐れがあって、たつさんのワークは、ただ声を音として扱うので、声を出すのにうまくやらないといけない、ちゃんとやらないといけないって余計な意識が働かないので、純粋な自分のパワーやエネルギーとしての声に集中できていたからかもしれない。
1~3回目で声を出す気持ちよさを覚え、今回のワークを通して、その気持ちよさに加えて、自分本来のパワーやエネルギーが乗ってきた感じがします。
<これは私の発言^^;>
自分なりに声について分析したんですけど、声を出すって、自分の意識で動かせない不随意筋と自分の意識で動かせる随意筋が動いているんですね。 一般的な、 ボーカルスクールや話し方講座は、 随意筋を意識してどう使うか?ということに重点が置かれています。だけど、このワークでは、無意識の部分にもちゃんと注目してもらっていて、ワークを重ねるうちに結果として、無意識の自分の在り方そのものが声に投影されるので、声を出していて心地よい、そして力強さを感じてくれる人が多いのではないかと思っています。
Q. 実生活での変化は?
よく言われるのが、伝えるときに言い切ることが少ない、と。実際には他の人からのフィードバックは、ここ最近もらっていませんが、自分の中では、伝える時の躊躇がなくなってきたと思います。
ちゃんと受け取られている?
理解されている?
という周りを気にする意識がなくなってきた感覚。ただ今あるものを、"えいっ"と、ただ言葉に出せるようになった感じかな。
声は、表現媒体で、何を話すか?よりも、どこから話しているのか?という自分の意識をどう乗せるか?が声なんだ、ということがどんどん強くなってきています。そして、きっと誰かとの関係性にも大きな影響があるのではないかな、と。
Q. 残りのワークに期待することは?
声を自然に、そして自分のパワーを乗せて出せるようになってきたので、残りの回について、今は特に大きな期待はないです。既に6回目で限界にチャレンジしてきた感覚はあるので、残りのワークで、たつさんの声の世界に何があるのか?それをただ楽しみにしています。
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