発声と内省・自分の声を味わい尽くす〜くりっきー編2〜


河本 伸也(ぼびさん)へのインタビューに並行して、 栗木 幸代 さん(くりっきー)にも聞いています。

くりっきーも、ぼびさんの講座などで学ばれていて、ご自身が感じたことを詳しくフィードバックしてくれちゃいます!

くりっきーがどんなことを感じているのか?

その感情の部分を含めてをみなさんへシェアすることで、みなさんにもその一端を味わっていただけると思い、何回かに分けてお送りしています。

Q:6回目を終了されて、何か変化や気づきがあったたら教えてください。

栗木:"大きな声を出す幅"が分かったというのが、大きな気づきですね

Q:"大きな声を出す幅"とは、どういうことですか?

栗木:自分の声の幅が、ここからここまであったとしたら、普段はその幅の半分くらいしか出していなかったということが感覚的にわかったんです。

Q:"声を出す幅"とは、声のポリュームのことですか?

栗木:そうですね・・・日常的に、大きな声を出す機会ってあまりないですよね。でもプライベートセッションだと、思い切り声を出せるじゃないですか。だから、自分がここまで出そう思っていた声が100%だとすると、120%くらい出せた感じです。うーん・・・正確には、"出そう"というよりも"出すということに集中したら出せていた"という感じですかね。

Q:なるほど・・・"出そう"としたわけではないんですね。

栗木:そもそも、出そうと思ったことがなかったし、もし出そうとすると、出すのはよくないと思っているプロックで抵抗が生まれる感じがしたんです。だから、もしかしたら"声の出す幅"とは、声のボリュームというよりは・・・"波紋"という表現が合うのかも

Q:"波紋"ですか?

栗木:はい。大きい声を出すというよりも、より遠くに波紋が広がっていく感じです。力の限り出しても、きっと波紋って広がらないと思うんです。それが、整った形で、わーっと広がっていくような出し方が、結果として声のボリュームが大きくなるし、聞き心地が良い出し方なんだなぁって。

Q:たつさんにもお伺いしますが、どのようなワークをされたんですか?

たつ:一般的な話し方講座などでは扱わない内容のワークですが、まず、身体の振動を感じながら声を出す、ということをしています。単に大きな声を出すというのだと、怒鳴っているだけの声になったり、喉を傷めてしまったりするので、静かに低い声で身体を振動させるということをやり続けます。そして、自分の大きな声の常識に気づいてもらうために、意図的に限界を超えるような大きな声を出してもらいます。その繰り返しで、徐々に声を出すスキルを高めています。

Q:日常生活でも何か変化があったら教えてください。

栗木:明確な変化は、セッションを受ける前に気にしていた自分に自信が無くなったときに声が小さくなってしまった、という自己否定や後悔がなくなったということです。

Q:小さい声に対するネガティブな感じがなくなったということですか?

栗木:はい。それだけではなく、これまでの私の大きな声に対するイメージ、例えば、相手に威圧感や不快感を与えてしまう、結果として目立ってしまう恐れが自分の中にあったということに気づけたんですよね。
実際には、整えて出せば、それこそ波紋みたいな感じで広がって、聞き心地の良い声をだせるんですよ。
そのことが、今回のワークを通して肚落ちしたんだと思います。

Q:大きな声に対するイメージも大きく変わったんですね。

栗木:はい。大きな声が不快感を生むわけではなく、声にどんな感情、エネルギーをのせるのかが大事なんですよね。ラジカセで例えると、古い質の悪いラジカセだと大きな音を出すと雑音やノイズが人ると思うんですけど、性能が良いラジカセだと大きな音を出しても、音がクリアで、綺麗に広がるし、聞き心地が良くなりますよね。声の大きさよりも声の質感が大事なんだなーって思います。

Q:なるほど!声の質感が大事ってことですか。

栗木:身体をリラックスさせて、身体に響かせて広げることで、質感って変わるんですよね。だから、声は、心の在り方とも繋がるなあって思っています。"ありのままでいいよ"と、自分自身で許可を出せているか?とも繋がっているように思っています。

Q:"ありのままでいいよ"という安心感は、セッションのどんなところから感じましたか?

栗木:1~3回目のセッションで、"ありのままでいいよ"というところから出している声の心地よさがわかるんですよ。その声を出していきたいという思いが生まれるようなセッションを最初に受けたからだと思います。

Q:たつさん、全体のセッションの目的みたいなものを教えてもらえますか?

たつ:1~3回目で、身体の振動を感じながら声を出すという基本的なことをやってていきます。
4~6回目は、大きな声を出すのがメインの練習になります。そして、 7~9回目は、声をコントロールするようなことを行っています。

Q:栗木さんは、1~3回目で、自分の出したい心地よい声を見つけたようですが。

たつ:最初に心理的に安全な状態になって頂くことで心の状態に気づいてもらい、そこからスキルをお伝えしています。また、普段の声と出したい声の対比ができるようにしているので、その違いを実感できるんだと思いますよ。

Q:6回目を終えて、大きな変化が生まれていますよね。

たつ:はい。プログラム全体を通して、声を出すことに躊躇しないという体験をして頂くことを大切にしています。人によって躊躇することや度合いは違うので、その人それぞれのブロックに気づいてもらうような内容を提供しています。

セッションでは、受けた方の持っている内側のブロックに気づくように、
そして、本来持っている声を引き出すような内容になっているということですね!
また最終回が終わった後にお話を聞けるのが楽しみになってきました!
栗木さん、たつさん、本日はお時間ありがとうございました。

(インタビュー&執筆協力: 岩下牧子 )



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